ランニングマシーンってどうなんですか?
千歳船橋・経堂の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。
だんだん暖かくなりいい陽気になってきましたね。
今日のように暖かく快晴だと「少し運動でもしてみようか。」なんて思う人も多いのではないでしょうか。
当院に通院中の患者様も運動されている方が大勢いらっしゃいますが、ほとんどの方がスポーツクラブに通って運動されています。
そんな方々からよく質問されるのが、これ。
『ランニングマシーンってどうなんですか?』
結論から言うと、『ダメです。』
えーーーっ!歩いてるのに??
ってかんじですよね。
信栄堂では通院中の患者様には例外なく「歩行」をお願いしています。
スポーツクラブに通われている方はマシーンやスタジオで汗を流した後に「信栄堂から歩けって言われてるからついでに歩くか。」という具合にランニングマシーンでさらに汗を流してくれているようなのですが、実はそこが落とし穴だったりするんです。
ランニングマシーンといえば、道路ではなく、動くベルトの上を歩きますよね。
ここ、ポイントです。
ランニングマシーンの上では足はベルトに追いつくように動かすようになります。
本来、歩くときというのは自分自身で足を前に振り出し、しっかりと地面を捉え、踏みしめる様にして前方に進み、足の親指が最後に地面から離れていくものです。
一方、ランニングマシーンは地面が常に動いているので、後ろに流れていってしまった足を前に振り出すという連続運動になり、最後に蹴り出す足の親指の力も弱くなってしまいます。
さらに専門的につっこんで言うと、各関節への力の加わり方も関節の使い方も全く違うものになってくるうえに、骨盤・股関節・膝・足首までいわゆる“下肢”に対して加わる力が本来の歩行と比べて後方へと移動してしまうために得たい効果が得られなくなってしまいます。
骨盤は全身のバランサーシステムですから、この骨盤が不安定になると全体のバランスを崩していくので、一過性のめまい症状なんかも併発してきます。
せっかく良かれと思ってやっていたことが逆効果になるなんてショックですよね(T_T)
やはり、青空の下歩くのが一番です♪
治療後は特に積極的に歩いたほうがいいですよ~
さっそく歩きに出てみませんか?
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