ストレートネックにも歩行がいい!
こんにちは。女性限定の首肩施術担当 島田朝美です。
当院に首や肩が痛くて来院される方で「ストレートネックと言われました。」という方ってけっこう多いです。
ストレートネックとは頚椎の生理的な弯曲が少なくなった状態をいうので、それ自体が病気とかではないです。
ただの首の状態を現した言葉にすぎません。
問題はなぜストレートネックになってしまったか?のほうです。
体は時間をかけて体が置かれている環境に適応しようとします。
ということは、わけあってストレートネックになったというわけです。
うつぶせ寝や高枕、前かがみ姿勢が常に強要されるなどの環境にあることも原因だったりしますが、大方は骨盤由来だと思います。
なので、首だけにフォーカスしていても思うように症状が改善しないことがあります。
これは脊柱(背骨)の骨模型ですが、これを見てもわかるように、骨盤の上に積み木が積み重なるように骨が連なっていますね。
まるで、だるま落としみたいですね。
だるま落としも小槌でポンと下の方を叩くと、下の積み木の位置とバランスするように上の積み木が変化しますね。
体も同じで、土台部分の骨盤が正常な位置でなくなることで、そのずれた骨盤とバランスするように上に連なる脊柱は変位していきます。
そうなると、首の関節はしっかりと噛み合わなくなり不安定になります。
不安定な首ではいられないので、体はそれに適応しようと首の周囲の筋肉を硬くして身を守ります。
そして慢性てきな肩・首コリ症を作り上げていきます。
こんな時間経過を辿ってきているので、どこから正さなければならないかわかりますか?
骨盤や脊柱ですよ。
けして張っている筋肉をほぐすことではないです。
このような肩・首コリの方には関節の噛み合わせを改善する歩行が必要になってきます。
歩行のポイントをあげますね。
★直すためには40分の連続歩行が理想です。歩行頻度は週に3回です。
★腕を一生懸命振って肩甲骨を動かすことを意識します。腕を後ろに引いて歩くと効果的です。
背骨に柔軟性が出てくると、脊柱の本来あるべき弯曲(カーブ)再形成させるので、ストレートネックも改善していきます。
歩行は膝や腰が悪い人のためのものではないんです。
信栄堂では、
どこにゆがみがあるのかをチェックし、
ゆがみに合わせた施術をします。
そして、歩きの癖のチェックをして、
どう改善したら正しい歩行になるかの歩行指導も行っています。
専門家の施術とアドバイスでしっかり治していきたい!いう方はこちらにお問合せください。