妊娠中の腰痛


世田谷区で唯一の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。

 

妊娠も30週に入り、なにかとトラブルがある毎日です。

 

娘の時はこんなに胎動ってすごかったかなと思うのですが、中で存分に動こうとしているのか痛みさえ感じます。

 

 

 

 

 

妊娠中の悩みとして多いのはやはり腰痛ではないでしょうか。

 

 

 

妊娠中の腰痛はいくつか原因が考えられるのですが、ここではホルモンの影響が妊娠中の腰痛の原因になるというお話をしていきます。

 

 

 

皆さん、男性ホルモンとか女性ホルモンという言葉は一度は聞いたことがありますよね。

 

そのうち女性ホルモンの「リラキシン」について書いていきます。

 

 

 

「リラキシン」の作用について簡単に説明すると、妊娠6週ごろから分泌され始め産後2~3日までとけっこう長い期間分泌されている、出産をスムーズにさせる働きがあるホルモンです。

 

 

 

 

なぜこのホルモンが必要かというと、出産をイメージしてください。

 

 

 

直径10センチと言われる児頭(赤ちゃんの頭)が狭い骨盤を通り抜け出てきます。

 

人種によって骨盤の形は違うのですが、モンゴロイドに入る私たち日本人の骨盤は10センチの児頭がすんなり通れる骨盤は持っていません。

 

では、どうやって赤ちゃんは通り抜けてくるかというと、本来の骨盤の形状をある意味壊して出てくるわけです。

 

その際に一躍かっているのがこのリラキシンです。

 

リラキシンは特に恥骨結合(恥骨あたり)という部分を緩めてくれます。

 

出産時は骨盤にある関節を通常では起きないくらい緩めて、さらに壊すようにしないと出てこないので腰や骨盤が痛いわけです。

 

 

 

 

さて、このリラキシン、妊娠中から産後は骨盤に限らず体中の関節を緩めるので、あらゆる関節が緩くなって壊れやすくなっているので妊婦さんはあまり重いもの持たないほうがいいと言われるますよね。

 

緩んだ関節を筋肉が一生懸命固めて対応しようとしますので、筋肉への負担も大きくなりますし固くなることでより痛みを出しやすくなってしまいます。

 

上の子がいるとそうも言ってられないのが現状ですが、ウチも娘の体重が18キロになろうとしているので、しっかりとケアをしていきたいところです。

 

 

 

 

妊娠中の腰痛を予防したり、少しでも軽減させていくのにはやはり「適度な運動が必要」と言われますが、私が日々実践していることは「ウォーキング」です。

 

他の運動よりとにかく効果的なのでこれしかやっていません。

 

 

 

 

あとは「さらし」でしょうか。

 

妊娠中のさらしは本当にありがたや~って感じです。

 

少し痛みが出ていてもさらしをキュッと締めてしまえばたちまち痛みは消えていきます。

 

緩んだ関節をさらしが元の位置に収めてくれるからです。

 

「ウォーキング」「さらし」で今回の妊娠期間も乗り切っています♪

 

 

 

 

正しいウォーキングやさらしの巻き方にご興味があるかたは当院にご相談くださいね(*^^*)

 

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