世田谷区で唯一の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。
昨日いらっしゃった患者さんがこんなことを言っていました。
患者さん 「最近、ダイエットをさぼっているんだけど歩行だけは続けていて、この間体重を計ったら変わってなかったのにズボンとかのウエストは緩くなってるのよ。」
院長 「骨盤が整ってきたのと、歩行で脂肪が落ちたんですよ。」
患者さん 「でも、体重は減ってないのよ。」
院長 「筋肉がついたんですよ。筋肉って脂肪より重いから体重は減らないんですよ。」
患者さん 「えーーー!そうなの!?」
私はこの会話を聞いてて、意外と知られてないんだなあと思ってしまいました。
そうなんです。
同じ体積で比べたら筋肉と脂肪では筋肉のほうがだいたい1.1~1.2倍ぐらい重いのです。
つまり、同じ体重の人を連れてきたら、脂肪が多い人のほうが大きく太って見えますし、筋肉質の人のほうが全体にシャープに見えます。
なので、痩せた・太ったというとどうしても体重だけにフォーカスしてしまいがちですが、今は家庭の体重計でも体組成計といって体脂肪率や体脂肪量、体水分量、筋肉量など測ることができるので、体重よりもそういった数字を見ていくと良いと思います。
言葉がわかりづらいという方のために
体脂肪率・・・体全体の何パーセントが脂肪なのかを表す数字
体脂肪量・・・体重全体のうち、脂肪だけの重さはどれくらいかを表す数字
体水分量・・・血液、リンパ液、細胞外液、細胞内液のほかに筋肉は多くの水分を含んでいるので、筋肉量の推移をみるための指標になる数字
筋肉量・・・体重全体の筋肉の重さはどれくらいかを表す数字
BMI・・・体格指数とも言われ、肥満判定にも使われる数字。痩せる必要がない人が無理に痩せると健康を害するという研究がでている
一回限りの測定で一喜一憂するのではなく、数字がどう推移していったかを見ていくと良いと思います。
信栄堂整骨院