千歳船橋・経堂の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。
昨日いらっしゃった患者さんのお話です。
膝の痛みで長いこと整形外科に通院し、膝に溜まった水を抜いたり、ヒアルロン酸注射をしたり、温熱療法を受けてきましたが、症状が改善しないため当院に来院し、昨日で3回目の施術でした。
少しずつ痛みが取れ始め、冷却をした後はすーっと痛みが引いていくことを肌で感じ、2回目の施術で来院されたときは「冷やすんだったのね~!冷やすと本当に痛みが取れるのよね。」なんてこともおっしゃるほどでした。
が、2回目と3回目の施術の間にカルシウム製剤などの薬を処方してもらいにいった祭に担当医に「今、冷やしてるんです。」とお話したところ、「ダメだよ!関節なんて冷やしたら!関節が壊れちゃうよ!」と言われたそうです。
不安になられたためか、3回目の施術の時に「冷やしていいんですか?」とご質問を受けました。
このやりとりってこの患者さんだけでなく、同門の先生方の間では「患者さんあるある」の一つだと思います。
この不安が拭い去れなくて、施術を途中で辞めてしまい、また膝に注射を打ったり、湿布を貼ったり、温めたりする生活に戻られる方もいます。
私たちも、そんなときはもう一度噛み砕いてなぜ冷やしたほうがいいのかを説明しますが、頭で理解するのって専門家ではない限り難しいと思うんです。
生理学などの基礎医学なんかを勉強しないと何を基準にして正しいか正しくないか判断していいかわからないですから・・・
なので、体の声を聴くのが一番いい方法なのではないかと思います。
今までやってきたことで症状が改善せず、今までやってきたことがない方法を試してみたら体には心地よかった・・・
これでいいんじゃないかな~と思います。
そして、今までやってきことがだめだと体がわかっているなら、まずは今までやってこなかったことを試してみる!
でも、体の反応は緩やかですから、まずは3か月は続けてみる!
頭で考えず体の声を聴いて、体の小さな変化に目を向けてみる!
いろいろな情報があふれるこの世の中、情報にふりまわされることほど不幸なことはないので、まずは自分の体を信じて、自分の体としっかり向き合ってあげてくださいね(*^_^*)