世田谷区で唯一の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。
夜中に足がつって目が覚めてしまった
という経験をお持ちの方っていますよね。
せっかく良い気持ちで寝ていたのに激痛で起こされる・・・
しかもしばらくどうにもならない激痛で暗闇の中身動きも取れない・・・
先日、腰が痛いとはじめて来院された患者様も足がよくつるとおっしゃっていたので、あの激痛の謎を解き明かしていこうと思います。
ここでちょっとだけ体のつくりの説明をしますね。
その方がわかりやすいので。
足がよくつる場所はほとんどがふくらはぎや太ももの裏側ですね。
つまり下肢の裏側についている筋肉がつってしまうのですよね。
まずこの裏側の筋肉は骨盤の後ろ側、おしりあたりから始まっていて、裏ももとなり膝のあたりにくっついています。
そして、ふくらはぎの筋肉は太ももの骨から始まり、ふくらはぎになり、アキレス腱となりかかとの骨にくっついています。
どちらの筋肉も関節をまたいでついているのがポイントです。
少し難しいかもしれませんが、ついてきてくださいね(^_^;)
さて、足がつる時を思い出してください。
寝ている時やプールで泳いだり、プールウォーキングをしている時、足をぶら~んとさせて座っている時などではないですか?
けして、立って歩いていたりしている時ではないですよね?
なぜそういう時に足がつるのでしょうか?
実は骨盤にある関節の緩みが原因で起きていることが多いからなんです!
現代人は本当に歩かなくなりました。
戦前の日本人で一日に3万歩、戦後で2万歩、現代は5000歩と言われていますが、5000歩も歩けてないのではないでしょうか。
骨盤の緩みにもいろんなパターンはあるのですが、歩かなくなると腰や骨盤、股関節、膝関節とあらゆる関節に必要な体重がかけられなくなり(荷重できなくなり)、関節が必要以上に緩むということが起きてしまいます。
ここで先程の体のつくりの話を思い出してくださいね。
もも裏の筋肉もふくらはぎの筋肉も関節をまたいでついているんでしたよね。
しかも始まりは骨盤。
骨盤や股関節、膝関節が緩むということは関節が必要以上に離れてしまうということなので、関節をまたいでいる筋肉は必要以上に引っ張られ緊張しっぱなしになるわけです。
そして、伸ばされ引っ張られたらどうなります?
筋肉はゴムのような特性をもっているので、伸ばされたら縮もうとしますよね。
この時に足がつるんです。
長くなってしまったので、この続きは次回に。
次回は、足がつってしまう体をどうしたらつらないような体に変えていけるのか?について書いていきますね(*^_^*)
信栄堂では起きている症状にフォーカスするのではなく
起きている原因にフォーカスし施術を行っています。
今回の「足がつる」のは原因から起きる様々な症状のうちの一つにすぎません。
例えていうなら病気になった木の幹から広がる病気の枝葉をひとつひとつに対処していくのではなく、
幹を変えていくことが、健康な枝葉を生やす一番の方法ということなのです。
信栄堂のメニューの詳細はこちらから