ウォーキングに一番適している季節はいつ?


千歳船橋・経堂の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。

 

桜が満開ですっかり春ですね。

歩いていてもすぐに暑くなってきて汗ばみます。汗ばんでくると冬の間忘れかけていたあの夏の暑さを思い出してきます。

 

私は一年のうちで一番歩行に適しているのは冬だと思います。

その冬ももう終わり、春ですが、まだいくらか涼しい日や時間帯があるのでうだるような暑さがやってくる前に是非ウォーキングを初めていただきたいです。

 

私は「冬場のウォーキングが一番効果が高いし、歩きやすいから絶対今から始めた方がいいですよ。」とよく冬場通院中の方にお話していました。

実は夏場に歩くのと、冬場に歩くのとでは効果に差があるんです。

 

同じことをしているんだけど、冬の方が効果が高い。

だったら絶対冬や涼しい時期にやったほうが得なんです。

 

今日はそんなお話です。

 

では、なぜ寒い日や涼しい日のほうが効果的なんでしょうか?

 

まず、当たり前ですが寒かったり涼しいほうが汗をかかないから気持ち悪くない!

ちなみに私は街中で汗だくになるのが大嫌いです・・・海やスポーツジムなど汗をかくべきところでかくのは気持ちいいんですけどね。

夏場のウォーキングをしたことがある人ならわかると思いますが、高温多湿の東京の暑さの中でのウォーキングは本当にきつい!しかも無風の日の息苦しさったらないです。

 

とくに当院でおすすめしているウォーキングはめざすべき速度は『速歩』なのでさらにきつい!!

歩行が乱れやすくなります。

 

それに比べて冬場のウォーキングはなんと気持ちいいことか!

少し熱くなってきた首元に吹き込む冷たい風が本当に気持ちいい!湿度もなく湿った空気が体にまとわりつく感じもない。

これだけでもメリットは大きいのですが、体内の反応としても有利なんです。

 

 

私たち人間はどんな環境下でも常に36~7度の体温を保てるようになっています。

 

その機能が働かなくなると、体内は外気温と同じ温度になって最悪死に至ります。暑ければ熱中症で、寒ければ凍死がそれにあたります。

そうならないために、内臓や筋肉がいつもいつも熱を作り出して36~7度になるようにしてくれています。

 

つまり、夏場、外気温が30度あれば単純に36度の体温まで6度分の熱を作り出せばよく、冬場、外気温が0度であれば単純に36度の体温まで36度分の熱を作り出さなければならないということです。

 

内臓や筋肉は、冬場は夏場の6倍体温を作り出さないといけませんね。
内臓が作り出す熱は1年を通してさほど大きな差はないので、この6倍をの熱を作り出す役目を担っているのは筋肉ということになります。

 

が、夏場も冬場も筋肉量は変わらないので、冬は体を動かすために使われるはずの筋肉が体温を作り出すために使われるようになるので、当然冬場は夏場より体は動かしづらくなります。

 

これは皆さん経験済みですよね?

 

これを逆手にとって、少ない筋肉で一生懸命歩くと、筋肉は夏場よりもより使われるようになるので、筋肉量はアップしやすくなります。

 

まとめると・・・

冬場(寒いとき涼しいとき)のウォーキングは

★夏場のように汗をかかず、うだるような暑さと湿度がない分、爽快!

★同じ運動量でも筋肉対する負荷が夏場より大きくなるので効率的!

 

冬場であればしっかり防寒して、歩き始めの寒さを10分我慢すればめちゃめちゃ効果が出ます。

この涼しさもあと少し??

 

早く歩き始めてくださいね。

 

信栄堂整骨院のメニューはこちら

信栄堂整骨院へのお問い合わせはこちら