水中ウォーキングってどうなの?


世田谷区で唯一の膝腰専門院、信栄堂整骨院の島田です。

 

先日、初診でいらした患者さんがこんな話をしていました。

 

 

「運動は好きでプールで20往復してるんです。」

 

 

さて、このお話どう思われますか?

 

 

とても健康的?

 

 

昨日のブログで腰は二本足で立つことで安定すると書きました。

まだお読みでない方はこちらから

 

 

 

この患者さんはこんなに健康のためにと水中ウォーキングを頑張っておられるけれども、腰が痛くて来院しました。

 

 

 

ということは、少なくとも腰にはプラスになる運動ではなかったということになりますね。

 

 

 

水中ウォーキングは水の抵抗があってなんとなく負荷がかかっている感じがするのに、浮力で膝に体重がかからないから一見良さそうに思えますが、実はそれが盲点なのです。

 

そもそも人間は陸上で生活をし、重力を受けているのが常です。

そして、重力に抗する構造を進化の過程で構築してきています。

 

 

 

何が言いたいかというと、水中ウォーキングでは陸上における歩行はできないということです。

 

 

 

水中でのウォーキングを思い出してくださいね。

 

お腹で水をぐっとかき分け、膝で水を切って前方に移動し足裏全体で底に足をつく。

 

 

 

陸上での歩行と明らかに違うのがわかりますよね?

使い方が違うために、本来歩行で使う筋肉を使って歩くことはできませんから陸上の歩行の練習にはなりませんし、強化をすることもできません。

 

 

しかも、浮力によって本来かかるべき負荷がかかりませんから、腰は安定しません。

 

 

 

水中のエクササイズを否定しているわけではありません。

その意図が何であるか?が大切で腰の不安定からくる腰痛ならばやはり歩くのが一番だということです。

 

 

 

あなたの水中ウォーキングの意図はなんですか?

 

 

 

信栄堂整骨院では陸上での歩行の指導も行っています。

腰痛を改善されたい方は歩行は必須ですよ。

気になる方は受診されることをおススメします(*^^*)

 

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